「存在の耐えられない軽さ」(ミラン・クンデラ)の原題
「存在の耐えられない軽さ」(ミラン・クンデラ)の原題
「存在の耐えられない軽さ」というミラン・クンデラの小説があります。映画にもなりましたし、このタイトル自体がかっこいいので、ご存じの方も多いかと思います。
私が前々から気になっているのは、この原題は、もともとはフランス語のはずですが、私はフランス語がわからないので、英語の原題を引っ張ってくると、「THE UNBEARABLE LIGHTNESS OF BEING」なのです。つまり、「耐えられない軽さ、存在の」ということなんです。存在というのは、耐えられないほど軽いものなんだ、というわけです。
ただ、これを「存在の耐えられない軽さ」と訳すと、「存在ができないほどの軽さ」という意味に解釈してしまうと思います。原題に忠実に訳すならば、「耐えられない存在の軽さ」か「存在の、耐えられない軽さ」になると思います。
これを訳した人がどうして、「耐えられない存在の軽さ」としなかったのか大いに謎です。
どうでもいいことなのですが、前々から気になっていたので…。
アフィリエイトで本当にこうなりました(笑)
Excerpt: ヨーロッパの小説家(あえて「ヨーロッパの」と書いた)ミラン・クンデラの小説のファンであるぼくにとって
From: ■私設伏魔殿■
Date: 2004.04.14
Excerpt: ホントは「存在の耐えられない軽さ」という題名になるはずだった作品。あ、信じてな
From: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
Date: 2004.05.05
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From: PukiWiki/TrackBack 0.1
Date: 2004.10.25
まぁー!
知りませんでした。勉強になりました。そうだったのですね。それでは意味が全然違いますものねぇ。日本語はやっかいですね。
こんにちは、小説も映画も楽しんだ(&涙した)者です。
「人生はわたしにはとても重いものなのに、あなたにはごく軽いものなのね。その軽さにわたしは耐えられない」…懐かしいです。
原題は"L'insoutenable legerete de l'etre"
英訳の"The Unbearable Lightness of Being"は直訳で
和訳なら「耐えがたいぐらいの存在の軽さ」でしょうか。
単に語呂がいいからこうなったんじゃないかと…
>2月のいぬさん
こんにちは。実はこの記事を書いたのは、2月のいぬさんの、存在の耐えられない・・・抜け毛を読んだのがきっかけだったりします^^
>Dainさん
ご丁寧な解説ありがとうござました。そういうセリフがあったとは存じませんでした。もうだいぶ前に読んだ本なので。今度DVDを借りてみようかと思います。
やはり語呂でしょうね。「存在の耐えられない軽さ」っていいですもんね^^
「存在の耐えられない軽さ」でググると何度も遭遇してしまい、その度に気になるので、一年以上遅れですがコメントさせて下さい。
「存在の耐えられない軽さ」を、「存在ができない程の軽さ」という意味に解釈するのには、かなり無理があると思います。
名詞の「存在」が連体形の動詞「耐えられない」を修飾する語関係にないことは、助詞「の」が使用されていることから明らかだからです。
語呂といい、一瞬意味がとりずらいために思わず読み返す(それだけ注意を払わずにはいられない)ような言葉の選び方といい、上手い訳だと思います。
Posted by: CC : 2005年05月17日 14:13ブログ☆アフィリエイト
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